技術紹介

三菱HEMS(HM-ST03)


機器設定とご説明、引き渡し


弊社が納入させていただいた HEMS の機器設定と、お客様へ HEMS の背景を含めた御説明
を、ということで研修センター近くの新築住宅を同行訪問いたしました。とは言っても、じ
つは施主様向けではなく、住宅メーカー様の新築住宅(モデルルーム)です。
モデルルームなので実装の機器は充実しているのですが、インターネット回線の契約・接続
はしていない状態で竣工しています。

201706_三菱HEMSイメージ










設定操作はノートパソコンを情報収集ユニットに WiFi 接続し、住宅に設置されたルームエ
アコン、ヒートポンプ式床暖房設備(エコヌクール)、エコキュートなどの機器を WiFi で
接続して登録設定します。次に LAN ケーブルで接続した計測式の河村電器製分電盤と接続
内容の確認をし、分岐回路名入力を終了させます。モニターに表示させる間取りデータなど
を入力して設定操作は終了です。この後 WiFi で接続したタブレット端末から機器の操作や
運転状況の確認、電力などの使用状況確認をすれば作業は完了になります。

enステーションEco-Eye
















住宅メーカーの担当スタッフ一同様には、一通りご説明の後にタブレット端末で操作や、デ
ータのモニタリングをしていただきましたが「これでお客様に喜んでいただける」とHEMS
の機能に納得していただけたようです。

この後は、しばらく HEMS を実用的に使っていただき(月単位以上の期間ですね)、情
報収集ユニットの後ろにUSBメモリを差し込んでエネルギー計測データを書き出し。パソ
コンにコピーした「月・日・時間単位データ」を帳票として御客様にお見せすることができ
ますので、さらに効果が分かっていただけるのではないでしょうか。

HEMS とエアコンや床暖房機器などの省エネコントロール・制御の相性はとても良いで
すよ。

 

タブレットとスマホへアプリのインストールと操作

操作の基本ですが、最初にタブレットへアプリのインストールが必要です。インストール後
の操作で、下記のようなコントロール画面が表示されます。これが住宅の構成そのままで分
り易く使いやすいんですね。タブレットでは室内から WiFi環境を使っての操作が出来ます。
スマホの場合はインターネット環境や電話回線を使用して外部からでも見える化とコントロ
ールができるようになります。

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外出先から操作の基本は、インターネット契約が済んだ後にスマホで、ということですね。

 

詳しくはデンセンのHEMSスタジオで!