技術紹介

太陽光発電の 「FIT終了」 2019年問題?


最近耳にする太陽光発電の 2019年問題、何が問題なのでしょうか?

「FIT終了」 2019年問題、気になる  3っのポイント

・2019年以降、引き続き売電できるか決まっていない
・売電が出来るとした場合、いくらで売電出来るのか未定
・2019年に買取終了を迎える太陽光発電設備が 37万件以上ある
(年度末でのFIT切れは50万件に達するとも・・・ )

2019年問題イメージ















如何ですか、あなたの太陽光発電設備? 実は 2019年だけでなく、順番に契約終了が
やってくるのです。

FIT 終了後はどうなるのか

具体的な内容が決まっている訳ではありません。
しかし 2017年12月の、資源エネルギー庁、再生可能エネルギー大量導入・次世代電力
ネットワーク小委員会での配布資料には 「住宅用太陽光発電に係る2019年以降の FIT
買取期間終了を契機とした対応について」 の中で下記の様な頁がありました。

2019年問題FIT終了の対応について




















驚きの部分は 買手が不在 の電力は「無償で」の記載(案)です。
もし FIT終了に対して、何もしないでそのまま契約が切れたら
(※ 今のところ”案”なので仮の話ですが・・・)
「一般送配電事業者に無償で引き受けることを要請してはどうか」と言うような事案
の対象になってしまう事もありうる話ですよね。


考えられる 3つの選択肢

実際には今のところ、大きく分けて 3つの選択肢が考えられています。
① 売電継続 (既存電力会社か新電力会社などに売電する)
② 自家消費に切り替える
③ 太陽光発電を終了する (設備処分)

① 売電継続
実は新電力会社が買い取ってくれるかどうかはまだ確定していません。
ただし、新電力会社による買取に向けた動きは活発化していますので、発電事業者
(あなたですよ!)は、相対契約の必要性からもその動向を注目・検討しておくべき
でしょう。

② 自家消費に切り替える
「太陽光発電を続け、作った電気は売電しないで自分で使う」という選択になります。
電力会社などが買い取ってくれるかどうかに関わらず、すぐにでも切り替えることが
可能です。

③ 太陽光発電を終了する (設備処分)
読んで字のごとく太陽光発電をやめる選択で。この場合は発電設備を処分することに
なります。

そこで、いま注目されている対応方法はどれでしょうか? それは、②の自家消費。
詳細は次回掲載予定
「2019年以降のFIT終了対策/自立化~光熱費削減」を参照下さい。


詳しくはデンセンのHEMSスタジオで!