お知らせ

初期型リーフのバッテリー アップグレードサービス記


(株)オズコーポレーション の「バッテリー アップグレードサービス」

今回、弊社が依頼したアップグレードサービスは、(株)オズコーポレーション オズモーターズ独自のアフターマーケット商品でのカスタマイズサービスです。その内容は所有の初期型 AZE0型リーフに標準搭載している 24kWhの走行用蓄電池を、後発の ZE1型に標準搭載されている 62kWhのバッテリーに換装するアップグレードサービスをお願いしました。

 伺ったエリアには横浜の陸運事務所があり、また土地柄から輸入車なども多いせいか、自動車関連の工場やヤードがあちこちに点在していました。最近登場したBEV、IONIQ 5 韓国のHYUNDAI/現代自動車 の日本国内拠点なども直ぐ近くにあるそうです。
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依頼先の(株)オズコーポレーション では、EVに特化した『OZ MOTORS』として今回の「初期型リーフ・バッテリー アップグレードサービス」をはじめ、先進的なエレクトロニクスを駆使したサービスなど、多岐に渡って行っているとの事。ちなみに、こちらの会社で使われている軽トラック(上右)も電気自動車(BEV)だそうです。

代表である古川氏にもお話を伺うことができました。会社では色々な電動化に取組まれていて、企業の試作や展示に必要な電動化モデルや、テスト車両への関わりなどなど。また、V2Xとそれに関連しての(弊社にも関係しています)家電製品に関するコントロール技術のお話まで。もちろん今回依頼した初期型リーフのバッテリー交換などに関するお話を含めて色々。
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 (株)オズコーポレーション では、BEV販売台数で世界トップレベルの 中国、深圳にあるBYD/比亜迪股份有限公司 のBEVも扱われているそうです。

上(中)の写真で写っているのがBYDのモデルで使われているバッテリーで、電圧は 3.2Vだそうです。これがパッケージの中に 100個直結されているとの事。バッテリーパックは思ったよりも重くしっかりした物で、電気自動車に必要なエネルギーを感じさせてくれるものでした。

お忙しい中、ありがとうございました。

「バッテリー アップグレードサービス」の作業内容とは

入庫させていただいた状態の初期型リーフ。
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メーターを見ると8割程の充電状態で表示がすでに 89kmとなっていました。 近距離ならいざ知らず、やはり県外移動では心もとない限り・・・

そんなわけで、さっそく作業内容の写真を紹介します。
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最初に、下回りのカバーを外してバッテリーケーシングを露出させます。ケーブルをコネクタ部分ではずしたら、車両から降ろします。これで換装するための事前作業完了!

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取り外した 24kwhのグレーのバッテリーと、その上に置かれた黒いバッテリーが交換する 62whの物になります。車体に取り付けて、ケーブルのコネクターを接続し、カバーを取り付けたらメインの交換作業は終了。

無事作業完了、走行可能距離はどうなる!?

あとは下回りのカバーを取り付け、電気の細かいチェックをした上で作業完了。
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メーターの表示では、満充電の状態で走行可能距離が 427kmとなっていました。今回、初期型リーフに搭載されていたバッテリーを交換する事で、容量が 24kwから 62kwの約 3倍になっています。メーター上の走行距離もおおむね3倍なので、ピッタリと表示されたことになります。 さすが!

これで安心して県外に走行して行く事ができます。またV2H設備の大容量バッテリーとしても利用することが出来るようになりました。

初期型ボディーのリーフでもバッテリー交換をすることにより、より本来の電気自動車の目的に沿った環境問題などへのエコ対策にとして利用することが出来ます。もちろん長く利用することが出来るようになりましたので、 SDGsの取り組みにもぴったりです!!


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バッテリーのアップグレード でお世話になった会社のご紹介

今回、初期型リーフのアップグレード(バッテリー交換)に伴い、 神奈川県にある(株)オズコーポレーション にお世話になりました、詳細はこちらの HPをご覧ください。

(株)オズコーポレーション

(株)オズコーポレーション

なお、 (株)オズコーポレーション では、今回の初期型リーフ、アップグレードだけでなく、ヴィンテージ車両のEVコンバート(電動化)などにも取り組まれています。
興味を持たれた方は、ご相談されてみては如何でしょうか!?

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elife研修センターでもご覧になれます!

パワーアップした初期型リーフでの V2H体験等、またパナソニック社の最新 V2H設備
「eneplat」を研修センターでご覧になる事が出来ます。

今回の初期型リーフ、バッテリー アップグレードサービスの作業依頼は、そもそも無事にたどり着けるのか!? という心配をしながらの車両移送だったのですが、時間は掛かったものの無事到着し車両の引き渡しを完了することが出来ました。
この辺りのお話は「電気自動車(初期型リーフ)のパワーアップ! と SDGs」をご覧ください。


空調設備、暖房設備、給湯設備 などの設備機器。
太陽光発電システム、蓄電池、V2H充放電システム、充電設備のご相談はデンセンへ!!

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