情報紹介

昼間の電気料金を安く!(経産省検討の変動制義務化案)


太陽光発電のさらなる有効活用

経済産業省は太陽光の発電量が多くて電気が余りがちな昼間に安く、需給が厳しい時に
高くなるプランの設定を事業者に義務付ける検討に入りました。太陽光発電など再生可
能エネルギーの有効活用に向け、昼間に安い料金プランを消費者が選びやすくする事が
狙いです。地域によっては電気の出力抑制がとれて、発電できない太陽光が出ている状
況を解消することができ、さらなる脱炭素を目指すことが可能になります。

電力に必要な需給バランス

温室効果ガスの削減に向けて普及が進む再生可能エネルギーも、電気の供給体制という
面から見れば移行期です。しかし最近は地域差があるものの、昼間の発電量が供給過剰
になる例も多くなってきているようで、東北電力管内では 5月に電気の需要に対する再
エネの比率が 一時 88%にも達したそうです。ここで問題になるのが、電気は需給が一
致しないと停電する場合があること・・・
そこで経産省は、需給に連動し昼に安くなりやすいプランの義務化を検討し、22年の
通常国会に改正案を盛り込んだ省エネ法を提出する方針で準備に入りました。つまり
供給量に連動して需要が増えるように誘導する方法です。

DPのイメージ-1A






















電力各社は複数の料金プランを設けていますが、電気料金のダイナミックプライシング
(DP)と言った連動型は新電力などの一部にとどまり浸透していません。しかし義務化
にすれば利用者は大手電力を含め、どの会社からでも同様のプランを選べるようになり
これによる需要の増加を見込んでいる訳です。
ただし、連動型の場合は電気代が上昇する可能性もあるので、プランの中でその変動幅
を一定に抑える事ができるような仕組みの必要性が課題になってくると思います。

DP/ダイナミックプライシング

現在、「ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業」を sii/(一社)
環境共創イニシアチブで展開中です。

DPのイメージ-2













「充放電設備導入事業」として、電動車の新規ユーザーが参加する導入事業も展開され
ていますので、興味がある方は ”sii(一社)環境共創イニシアチブ” のホームページ”
ご覧ください。

太陽光発電システム、蓄電池、V2H充放電システムのご相談はデンセンへ!!

詳しくはデンセンの営業マンへ