技術紹介

換気扇で熱交換(全熱交換器)すると省エネ!


熱交換型換気扇(三菱電機製/ロスナイ)

熱交換型換気扇ロスナイは、室温と湿度をほとんど変えずに部屋の換気を行うこと
ができる優れた省エネ効果を持つ製品として 1970年に三菱電機で発売されました。
(注:現在は他社製の同等品も製品化されています)

このロスナイでは、室内の温度と湿度を殆ど変える事無く換気(空気の入れ替え)を
する事が出来るシステムとして、「全熱交換器」と言うエレメントを利用しています。


換気扇で使われる全熱交換器 とは

エレメントは、熱・湿度の交換をしながら汚れた空気を排気し、外の新鮮な空気を吸
気することができるので、室内温度を大きく変化させずに換気すると言う高機能な働
きをしているのですが、構造は意外にシンプル出来ています。これを利用する事によ
り、本来なら換気で失われる熱エネルギーのうち 顕熱(けんねつ)と潜熱(せんねつ)の
6070%を回収し再利用するので、空調の冷・暖房負荷を低減しながら同時に省エ
ネ換気が行えます。

静止型熱交換器















換気、実は環境衛生にすごく大事な設備。

最近は気密性の高い住宅が主流なので環境と省エネを結び付け、家全体をこの仕組み
で空調する「全熱交換型 24時間換気システム」を採用する住宅も増えてきているよう
です。

如何でしょうか?

 

詳しくはデンセンの営業マンへ!