技術紹介

エネルギーを熱エネルギーに変える仕組で こんなに違う!


暖房器具の種類で違う、エネルギーの使い方?

「エネルギー効率が非常に高い」
エアコンも電気ヒーターも、電気を使って熱エネルギーに変換するのは同じです。しかし
その仕組み・方法が違います。電気ヒーターの場合、電気を発熱体に流して熱に変換しま
す。つまり構造が単純で、消費電力1KWを使って熱エネルギーに変換するのが1KWにな
ります。エネルギー変換の”効率”は1です。しかしエアコンの場合、ヒートポンプと呼ば
れる熱を効率よく集めて利用する仕組みを使っているので、最新の高効率なエアコンの場
合、消費電力1KWを使って熱エネルギーに変換するのは5KW前後になります。つまり
”効率”は5と言うことになります。エアコンを使った暖房はエネルギー効率が非常に高い
のです。

「コンプレッサーをコントロールするエアコン暖房!」
さらに現在のエアコンは、ヒートポンプを動かす心臓部のコンプレッサー(圧縮機)の
制御に「インバーター」と呼ばれる仕組みを使っています。そのため細かな回転制御を
することが出来るので
、無駄の少ない運転コントロールをしています
(昔はオンオフ制御しかできませんでした・・・ なので無駄が多かったです。)

エアコンと電気ヒーターの比較






















結果として、現在のエアコンはコンプレッサーをインバータ制御でコントロールしている
ので、それに伴う温度制御と省エネ性能が非常に優れてます。

「空気が汚れない!」
もう一つのエアコン暖房の良い所は、燃焼式の暖房器具と比較すると室内への二酸化炭素
排出量がほぼゼロなことです。結果的に、換気の回数も少なくて済み、せっかく暖房した
空気を換気で逃がしてしまう事も少ないという事になります。 つまり省エネにも有効に
働いてくれます。

エネルギー効率が良いエアコン暖房、じつはとても省エネな設備なのです。


電気代と燃料費の関係は、世界情勢などにより大きく変動する場合があります。現状の状
況による
比較資料として参照願います。

空調設備、暖房設備、給湯設備 などの設備機器。
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