HEMSの発展性は?
どのような広がりが有るシステムなのでしょうか?
基本はエネルギーマネジメント
HEMS(ヘムス)は家電機器などが現在どれくらい電気(エネルギー)を消費しているかを知る事が
できるので、個々の家電機器の電力消費量を把握し制御することによって人間が目で見て管理する
以上の、よりきめ細かな電力管理が可能になります。
家電機器のコントロール
HEMS(ヘムス)から家電機器のコントロール、便利な機能ですよね。 しかし良く聞くのは、自社製品
以外には対応出来ないので、他社品はコントロール出来ません!と言われる事でしょう。
これは、基本の通信規格は決まっているのですが、通信方式の不統一によるものです。
ご安心下さい、巷の業界では新しいベースの規格となるものが決まり、おそらく今年度中には新しい
製品が登場するのではないか?と言われています。 そうなると、各メーカーも手をこまねいている訳
には行きませんから、当然互換性を持った製品が出てくるはずです。
今しばらく我慢していただいてHEMS(ヘムス)の機能に慣れておいてください、今後の進化に対応した
便利な使い方にきっと役立ちますから!。
太陽光発電(PV)と蓄電池
ソーラーパネルを使用しての太陽光発電や、燃料電池などで電気を起こし、その電気を
リチウムイオン蓄電池などに蓄えて使用する場合、HEMS(ヘムス)を導入することにより
発電量と蓄電量、電力の使用量をリアルタイムで把握し、さらには天候などを考慮、予測
して太陽光発電の電力使用・蓄電池への充・放電量をコントロールして、ピークカットやピーク
シフトなどの働きをさせることが可能になります。 このようなコントロールで、当然ご家庭の
エネルギー使用量に対してHEMS(ヘムス)が経済的にも省エネにも活躍してくれます、組み
合わせて上手に活用しましょう。
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を使って
HEMS(ヘムス)で電気自動車(EV)のバッテリーを蓄電池(電源)として利用する Vehicle to Home「V2H」
と呼ばれるシステムにも対応出来ます。 電気自動車のバッテリー残量の把握や充電のタイミングに
太陽光発電の電力利用、電気代の安い時間帯を利用しての充電、さらに電気代を節約するための
充・放電などの働きを制御することも出来ます。 HEMS(ヘムス)でコントロールすることにより、人の手を
煩わせる事無く、節約・省エネと蓄電池としての機能が十二分に発揮出来ます!
当然、車としても利用できるので一石二鳥ですね。
詳しくはデンセンのHEMSスタジオで!