ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業 のHEMS?
sii (一般社団法人)環境共創イニシアチブ の公募要件
住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金 のなかに
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」 (ZEHのことです) があります。
公募要項を見ると、ZEHに必要な住宅の構造と、利用しなければいけない省エネ機器類が記載
されています。 省エネ機器類については目的に応じてお客様に選択していただくものとして・・・
ZEHにエネルギー計測装置は必須ですから当然これにHEMSが必要となります、さてその肝心な
HEMSの必要とする基本条件は何でしょう???
「エネルギー計測装置の要件」 は下記のような内容が明記されています。
① エネルギー計測装置は、1台で住宅一棟の全エネルギーを計測できるよう設置する事。
② 計測ポイントは以下の条件を満たすこと。
③ エネルギー計測装置に蓄積されたデータをもとにしたエネルギー使用量の定期的な報告が
可能である事。
④ 「ECHONET Lite」規格を標準インターフェイスとして搭載している事。
上記の4点が挙げられています。
実際にHEMSに求められているもの、必要なものは何か?
それでは、要点を個々に見てみましょう。
① エネルギーを計測できるようにする事、ですから 「見える化」 する事で良いことになりますね。
どのような形式が良いでしょう?、将来的にHEMSが発展して行く事を考えると、エネルギーを
計測する装置が分電盤に組み込まれていて、スッキリとしたものにしておきましょう、設置場所での
おさまり具合や、後々細かく見える化する際にも便利で、特別な追加機器の組込みも必要ありません、
このようなタイプの品物を選択するのが良いと思います。
② 計測ポイント(空調・給湯/ガスコージェネ/蓄電池)の条件は、意外にも必須項目が少ないです、
対象となる設備機器・項目が無い場合は当然計測が必須ではありません。
③ データの蓄積(記録)は前述のタイプのHEMS分電盤とセットの情報収集ユニット+モニターの
基本機能で十分に可能、もちろんパソコンでの取り出しもOKです。
④ 現在のHEMS機器はインターフェイスが「ECHONET Lite」規格を搭載したものが標準に
なっていますので、これもあまり意識しないで選択していただいてOK!です。
こうして見ていくと、意外にも ZEH に必要な最低条件のHEMSは色々な能力や、多機能で無くても
良いことに気が付かれたでしょうか?、実はHEMSに対しての予算も意外にかからないのです。
基本は 「見える化」 ですからね!
必要なオプションはあとから
そんな訳で、実際に ZEH の補助金要件に関係して用意するHEMS機器は意外とシンプル!
HEMSはZEHの条件をクリアしたうえで、ご利用になる皆さんが、必要な機器やコントロール機能を
後から追加していただくと言う選択肢でもOKなんです。
如何ですか、意外と低予算でZEHの条件クリアです!、皆さんも検討されては如何でしょう。
詳しくはデンセンのHEMSスタジオで!
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(SII)26年度補助金公募要領-1
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(SII)26年度補助金公募要領-2
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(SII)26年度補助金公募要領-3